函館を中心とした道南の矯正歯科医のブログ

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将棋と矯正

将棋の最年少棋士
 藤井聡太四段
デビュー以来連勝を続けており、

まだ中学生というのにスゴイ!

久々にワクワクする話題です!


藤井四段の足元にも及ばないですが、自分も小学生の頃は将棋が好きで、将棋本を読みあさり、手筋を覚えたり、詰将棋をしたりし、学校では友達と休み時間、将棋をしまくっていた時期がありました。

今まであまり深く考えたことがありませんでしたが、今回、藤井四段の快進撃をみて、将棋の思考過程と歯列矯正の思考過程は似ているなあと思うようになりました。

数学の問題を解く思考過程とは類似点があると以前から思っていましたが、将棋もですね。

将棋は、何百通りもある手筋の中から最良と考えられる手筋を考える、先を読む力が必要です。それと同様に、矯正治療も先を読む力が必要です。

特に、成長期のお子さんの歯列矯正(1期治療)は、あごや歯・歯列の成長変化を読み、ベストな治療法、治療時期を読む力が必要となります。

先を読む(手筋を読む)とは・・・

骨格タイプ、歯の年齢(歯齢=生え代わりの段階)、骨の年齢(骨年齢=成長発育段階)、全身・口の中、あごの病気や悪い癖など数多くの情報を基にベストと考える治療プラン(治療目標の設定、装置・治療時期の選択など)を作成すること。

矯正治療は将棋のように、先を読む力が必要不可欠である上に、予想しない反応が起きた時には、それをフォローする知識や経験、技術が必要となるのです。

きっと患者さんが想像する以上に、非常に複雑多岐にわたる思考を繰り返しながら治療を進めていると思います。

永久歯がはえそろった時期の矯正治療(2期治療)も当然先を読む力は必要ですが、それ以上に成長期のお子さんの歯列矯正(1期治療)は、先を読む力が要求されます。

成長期のお子さんの歯列矯正(1期治療)の治療方法や治療時期の選択のバリエーションが非常に多く、矯正専門医の間でも何がベストか、必要性があるのか、など意見が分かれる矯正歯科学の中でも最も難しい問題のひとつです。症状によっても異なりますが、1期治療推奨派1期治療否定派に大きく分かれます。世界の矯正歯科会における最近のトピックです。2017/6/18の北海道矯正歯科学会のテーマもこれでした。

しかし、この議論に抜けているポイントがあります。
それは、成長機能的な問題を考慮していない点です。
生え代わりの時期が同じでも、成長が進んでいる方と遅れている方がおります。また、舌の癖や嚥下の問題、くいしばり・歯ぎしりの問題を抱えている方がおります。白人と日本人でも異なります。
それをごちゃ混ぜにして処理(統計処理)してしまっては、正しい結論に導くことはできません。条件をもう少し整理をして議論しなくては全く意味をなさないと感じております。

ちなみに、私は条件付き1期治療推奨です。成長期のお子さんの時期にできるだけ問題を取り除いておくことを推奨しております。できれば小学校低学年までにはご相談いただきたいと常々申しております。

矯正歯科治療、特に1期治療を行うタイミングや治療法は、矯正専門にしていない歯科医には理解が難しく、一般の方が判断することは不可能に近いです。何軒か矯正歯科医院や一般歯科医院を訪れ、相談しても、まったく異なる説明を受け、逆に迷ってしまい判断できないことが多々あるのはこのためです。

最終的には、その矯正医をどれだけ信じられるか医院(歯科医やスタッフなど)との相性がマッチするか矯正歯科医院を選択するしかないと思います。

私も内科の病院を選ぶ場合、同じ医療に携わっている分、一般の方より、診断や検査の仕方など判断材料は多いと思いますが、治療法や薬の選択など専門的なことはわからないので、どれだけその医師が信頼できるか、医院との相性が合うか、でしか選びようがありません・・・

矯正歯科学は、他の医療分野同様、非常に複雑で奥が深い分野です。

それが矯正歯科学の魅力を引き立ててくれています。

引き続き、私のみならず、向上心にあふれるスタッフと共に日々たゆまぬ努力をし、『わたしの矯正歯科を、そして、道南唯一の矯正歯科医院』を進化させ、熱い思いを持って邁進してまいります!


ブログ 『10周年を迎えて』
 

ブログ 『15周年』



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# by orthoangle | 2017-06-22 12:05 | 歯列矯正 | Trackback | Comments(0)

アメリカ矯正歯科学会2017へ


アメリカ矯正歯科学会
AAO2017,アメリカ・サンディエゴ開催)
へ参加してまいりました。



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世界で最も大きい矯正歯科学会のひとつで世界中の矯正歯科医が数多く集まります。

学会では多くの講演発表がなされるとともに、商社展示といって最新の矯正材料や矯正機器が展示され、それに関する小セミナーが行われます。その小セミナー非常に楽しく、ためになります。

今アメリカ、いや、世界で最も注目を集めている熱いトピックは


インビザライン


光学3Dスキャナー


加速矯正装置


◇インビザライン
当院で最もチカラを入れている矯正治療法の1つです。インビザライン(高性能マウスピース)を希望される患者さんが年々増えてきています。男女、年齢の区別なく数多くの方々がインビザライン治療を受けられていますが、特に、女子中学高校生、成人女性の人気が非常に高く、めちゃくちゃ増えてきており、当院の2期治療(永久歯がはえそろった歯列全体の仕上げの治療)を受けられる患者さんの半数以上を占め、
今年は80%に迫る勢いです。

装置が透明で目立たない
痛み、違和感が少ない、装置のスレなどが非常に少ない、または、ない
装置がはずせるので、お口のケアがしやすく、虫歯のリスクが非常に低い

などがあげられます。

インビザラインの詳しい説明はこちらへ


◇光学3Dスキャナー
歯型のデータを取り、それをもとに歯のかぶせモノや詰め物などを作るためのカメラのようなものです。矯正歯科の分野でも、この光学3Dスキャナーを利用する動きがここ数年あり、当院でも2016年、インビザラインのために光学3Dスキャナーを北海道初導入いたしました。今現在、インビザライン/矯正用の光学3Dスキャナーを活用している矯正歯科医院は北海道でふるた矯正歯科だけです。札幌にもありません。

利点としては、
・精度の高いマウスピース(アライナー)を製作できる
・歯型データをインターネットで瞬時に送れるので、歯科用粘土使用時より装置製作が早い
・歯科用粘土で歯型を取られるのが苦手な方や歯ぐきが下がっている方に最適

◇加速矯正装置
歯の動きを早めたり、歯の移動時に生じる歯の痛み、違和感を抑える効果のある装置の研究開発が進んでおり、世界的に使用されてきている最新機器です。

世界でも、日本でも、すでに使用され、実証済みの装置が数多くあります。
当院でも、インビザラインと併用する形で近赤外線を利用した加速矯正装置を導入(北海道初導入)しはじめました。


矯正歯科の分野も他の医療同様、日々めざましい進化をとげています。
しかし、残念なことにこのような世界的に注目を集めているトピックに関心を示している日本の矯正医の割合は非常に少ないのが現状です。固定観念にとらわれ、昔ながらの治療法・装置に固執し、矯正治療に当たっている方々が多いのが残念でなりません。

井の中の蛙大海を知らず


日本人はとても手先が器用で、モノづくりも素晴らしく、矯正治療に関してもほかのどの国の方たちよりも質の高い矯正治療を行っていると思います。

しかし、日本は既成概念にとらわれたり、既得権益を守るために、新しいものを取り入れる姿勢に乏しいお国柄のように感じています。新しいことをしようとするとあらを探し、足を引っ張ったりする・・・

 出る杭は打たれる  長い物には巻かれろ  …

5年前、10年前とまったく同じような矯正治療をしていては、患者さんに大変失礼なことですし、私自身、そして、スタッフにとっても非常につまらないことだと思います。

日々進化し続けている矯正歯科を取り入れ、私もスタッフも常にワクワクした気持ちを持ち続けながら診療に当っていきたいと考えております。

患者さんにもそのワクワク感を感じてもらいながら、そして、

矯正って楽しい!

 ふるた矯正歯科で矯正してよかった!

と思っていただけるように努力しております。

従来からある優れた治療法と、国内外の学会やセミナーなどを通して手に入れた最新の矯正治療を融合させた、最良の矯正治療法をこれからも皆様方にご提案し続けてまいります。

地方ではなかなか受けられないような最新・最良の矯正治療を道南の方々へ

今に安住せず、常に向上心を持ち続け、積極的に行動し、努力をし続けなければ、現状維持すらできません。

 時は常に進んでいるのですから…

PS
 今回開催されたサンディエゴはアメリカでも非常に治安がよい街で、夜、町を歩いていても危険性を感じることがないぐらい平和な街でした。気候も暑すぎず、海風が気持ちよかったです。
驚いたのがタクシーのほとんど(98%?)がプリウス(トヨタ)でした。
また、友人と共に、恐る恐る、タクシーではなくUber(ウーバー)を利用してみました。手軽で安くて快適でしたが、一人では怖くて利用できません・・・

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# by orthoangle | 2017-04-27 10:58 | 歯列矯正 | Trackback | Comments(0)

院外研修2017~東京∞郡山

今週の月曜日はスタッフが、東京と郡山(福島県)に分かれ、研修してまいりました。

私は郡山グループに入り、矯正専門歯科医院の見学をしてまいりました。
見学は、生きた情報を入手でき、普段気づかないことに気づかされたり、新しい発想が浮かんだり、レベルアップに非常に役立ちます。最近はしていなかったのですが、久々に行ってまいりました。

休みにかかわらず自分のスキルアップ、そして医院のレベルアップのために休みを返上して、がんばってくれるスタッフには頭が下がります。そのような意識の高いスタッフが当院にいてくれることに感謝するとともに、誇りに感じます。
ありがとうございます!

私とともに行動した郡山グループは、郡山から離れてはいますが仙台に宿泊。(北海道新幹線が郡山に停車しない関係で)
1月にも出張で仙台を訪れましたが、その時は街の中心部にしか行けませんでしたが、今回は、無い時間を工面し,久々に母校の東北大学星稜地区(医科、歯科関連の施設が集まっているエリア)に行ってまいりました。

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歯学部臨床研究棟
~壁に補強がされています(茶色の部分) 震災後に補強されたようです。

私が勤務していた時代は、医学部附属病院と歯学部附属病院は別棟でしたが、今は東北大学附属病院として医科歯科、同じ建物内で診療を行っています。
ちなみに、一か所に大学キャンパスが集まっている北大(水産学部除く)などとは異なり、トンペイ(=東北大の愛称※)は俗にいう「たこ足大学」で、学部キャンパスがバラバラに仙台の街に散らばっています。

昔、住んでいた古いアパートも見学。
いまだに存在しているのにびっくり!(大家さんごめんなさい)
久々に目にして懐かしさが込み上げてきました。


※東北大学のことを地元の人たちは『トンペイ』と呼びます。学生もそう呼んでいます。
下手に略すと、東大や北大にかぶるので、中国語読みの略称が広まったのでしょうかね~


『道南唯一の矯正歯科専門』としての役割を果たすため、日々、ふるた矯正歯科(医)志 をブラッシュアップさせ、進化させてまいります。
当然、私一人の力では不可能で、スタッフの力は必要不可欠です。


スタッフのみんな! 
これからもよろしくお願いいたします!!

PS.仙台駅で、ずーしーほっき発見

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# by orthoangle | 2017-03-15 23:39 | 歯列矯正 | Trackback | Comments(0)

インビザライン研究会 in 仙台(13年ぶり!)

インビザライン研究会出席のため仙台に行ってまいりました。

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13年ぶりの仙台

学生時代、大学矯正科研修・勤務時代を合わせると14年間、仙台に暮らしていたので私にとって仙台は青春そのもの
第2の故郷です。
研究会が始まるまでの時間を利用して、懐かしの街を闊歩してまいりました。
当然、街は変化しているところもありましたが、変わっていないところも数多く、嬉しかった〜
歩いているうちに昔の自分に戻ったかのようでした。
感無量…

北海道新幹線が開通して、昔では考えられないくらい仙台が近くなりました!
しかーし、車窓が楽しめなくなったのが残念(>_<)
壁(遮音壁?)が多く、景色が楽しめなくなってしまいました。函館湾を望む景色がとても好きなのでみられないのも非常に残念ーそれは、道南いさりび鉄道で楽しむしかありませんね

大学病院を辞める前、東北のある市で矯正歯科を開業しようとしていましたが、やはり北海道に戻り、生まれ育った道南に矯正歯科を通して貢献したいという思いで北海道に帰ってきました!

それから早17年目

月日の流れを感じずにはいられません(感傷)

PS . 研究会は非常に勉強になりましたし、当院のやり方の検証ができました。また、人脈も広がりました!


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# by orthoangle | 2017-01-27 00:23 | 歯列矯正 | Trackback | Comments(0)

初詣2017

2017年初ブログ。
遅くなりましたが今年もよろしくお願いいたします。
単純に喜んでよいのか微妙ですが、今年も雪が少なく助かっています。
でも、スーパーの駐車場危険!スケートリンク状態。転倒にはくれぐれもご注意を!

元旦に、初詣で恒例のおみくじ

 末吉

頭の回転も速く、感も冴える。が、空回り・・・

用心して物事を進めよ!という啓示
いつも通り平常心で、地に足を付けて着実に進んでまいります!


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# by orthoangle | 2017-01-24 11:32 | 人生 | Trackback | Comments(0)
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地方の矯正歯科医の平凡な日々を徒然なるままに書き留めます


by orthoangle
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